「H」マークのパーフォレーションが目を惹くHERMES（エルメス）の人気シリーズ・エブリン。1978年の発売から、今もなお幅広い年齢層の女性に支持されている理由の一つとして、バリエーションに富んだカラー展開が挙げられます。
本記事では、エルメス・エブリンの人気色の魅力を徹底解説するとともに、おすすめの選び方について紹介していきます。
買えない時の対処法についても解説しておりますので、エブリンの購入を検討している方や色選びに迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
エルメスのエブリンの人気色を紹介
エブリンのカラー展開には、カジュアルからフォーマルまでさまざまなスタイルに合わせやすい色が揃っています。
「せっかく憧れのエブリンを買うなら、人気の高いカラーをゲットしたい…」という方に向けて、今回は4つの人気色をご紹介します。
- ノワール（ブラック）
- ディープブルー
- オレンジ
- エトゥープ
ノワール（ブラック）
画像引用：HERMES公式サイト
| おすすめのサイズ | TPM、GM |
| おすすめの年齢層 | 30〜50代 |
| 使い勝手 | ☆☆☆☆☆ |
定番のノワール（ブラック）は、シンプルで飽きのこないデザインが魅力の人気カラーです。どんなファッションにも合わせやすく、年齢を選ばないので一つ持っていれば何年でも愛用できます。
王道のコーディネートといえば、一番コンパクトなTPMサイズをドレスやワンピースに合わせるスタイル。ですが、ブラックならGM以上の大きいサイズをビジネスバッグとして使うのもおすすめです。
オフィス向けのスタイリッシュな服装にエブリンのミニマルなビジュアルがよくなじみ、仕事中もエルメスの高級感を満喫できますよ。
ディープブルー
画像引用：HERMES公式サイト
| おすすめのサイズ | PM |
| おすすめの年齢層 | 20〜40代 |
| 使い勝手 | ☆☆☆ |
ディープブルーは、海を思わせる深い青色が美しいエブリンの人気カラーの一つです。クール・スタイリッシュ・都会的といったイメージを演出でき、全身のコーディネートを引き締めてくれます。
エルメスのブルー系には、他にもブルーオーシャンやデニムブルー、イズミールブルーなど、豊富なバリエーションがあります。同じブルー系でもさまざまな色味を楽しめるので人と被りにくく、自分の個性をカラーで表現できるのも魅力です。
オレンジ
画像引用：HERMES公式サイト
| おすすめのサイズ | TPM |
| おすすめの年齢層 | 20代 |
| 使い勝手 | ☆☆ |
オレンジはエルメスのシンボルとも言えるカラーで、エブリンでもきわめて高い人気を集めています。ワンカラーのワンピースやシンプルなパンツスタイルでも、オレンジカラーのエブリンを加えることで一気に華やかさが増し、おしゃれ度がアップします。
他の人気色と比べると、似合うコーディネートや使えるシーンが限られてしまう側面はありますが、コンパクトなTPMなら全身のバランスも取りやすくなりますよ。
バッグに遊び心をプラスしたい方、個性を出したい方には特におすすめのカラーです。
エトゥープ
画像引用：HERMES公式サイト
| おすすめのサイズ | PM、GM |
| おすすめの年齢層 | 20〜40代 |
| 使い勝手 | ☆☆☆☆ |
エトゥープという名前は聞き馴染みがないかもしれませんが、ブラウンとグレーを混ぜ合わせたような上品な色味が美しい、エルメスの人気色です。ベージュよりも高級感があり、グレーよりも明るい絶妙なカラーリングがさまざまなシチュエーションで活躍してくれます。
小さめのサイズならお出かけ用バッグとして会食にも持ち歩けますし、大きめのサイズならビジネスシーンでも使えるすぐれものです。
「エブリンが欲しいけどどのカラーを選べば良いのか分からない…」という方は、エトゥープを選んでおけば間違いありません。
エルメスのエブリンの選び方
エブリンはエルメスの中でもきわめて人気の高いモデルです。だからこそ、購入するなら後悔しないアイテムを選びたい…と思う人がほとんどのはずでしょう。
そこでここからは、エブリンのおすすめの選び方を3つご紹介します。
- サイズで選ぶ
- 値段で選ぶ
- 年式で選ぶ
初めての購入に不安を感じている方、どれを選ぶべきか決めきれないという方はぜひ参考にしてみてください。
サイズで選ぶ
エルメスのエブリンは、用途や体型に合わせて自分好みのバッグを選べるよう、複数のサイズが用意されています。
| 種類 | 高さ | 幅 | マチ |
| TPM | 18cm | 16cm | 5cm |
| PM | 30cm | 29cm | 8cm |
| MM | 32cm | 31cm | 8.5cm |
| GM | 32cm | 33cm | 10cm |
| TGM | 44cm | 41cm | 10cm |
最も小さいTPMはミニバッグとして近年トレンドとなっており、エブリンの中でも最も人気が高いサイズです。次いで長財布やポーチが入るスタンダードなサイズのPM、かさばる荷物もしっかりと入れられるGMと続き、PMとGMの中間サイズのMMもあります。
さらに、最大サイズのTGMは縦横40cmを超えており、旅行やビジネスにも対応できるので男性のユーザーもいるそうです。
実際にバッグを使うシーンを具体的にイメージしながら、用途にあったサイズを選べると良いですね。
値段で選ぶ
エルメスのエブリンの値段は、どのサイズを選ぶのかによって大きく変わってきます。
| 種類 | 定価 | 中古 |
| TPM | 326,700円 | 450,000〜600,000円 |
| PM | 570,900円 | 450,000〜600,000円 |
| MM | − | 300,000~450,000円 |
| GM | 630,300円 | 250,000〜400,000円 |
| TGM | − | 450,000〜600,000円 |
2024年現在の最新価格によると、エブリンミニ（TPM）は326,700円、エブリン3PMは570,900円、エブリン3GMは630,300円です。サイズが一つ違うだけで、約15万円も値段が変わってくるというのが見て取れます。
また、中古ならもう少し手頃な価格で購入できますが、人気が高いTPMは定価よりも高くなるケースもざらにあります。信頼できる販売店を上手に活用しながら、自分の予算に合ったエブリンを見つけましょう。
年式で選ぶ
| 種類 | 発売年 |
| エブリンI | 1978年〜 |
| エブリンⅡ | 2006年〜 |
| エブリンⅢ | 2014年〜（現行） |
初期モデルのエヴリンⅠ（アン）はシンプルを極めたミニマルなデザインが特徴で、バッグの内側にのみポケットが付いていましたが、2006年に登場したエヴリンⅡ（ドゥ）には外ポケットも追加されて収納性がアップしました。
ⅠとⅡはどちらも既に廃盤になっていて、現在のモデルであるエヴリンⅢ（トロワ）には長さを調節できるショルダーストラップが付属するようになっています。
発売から長い年月をかけて進化してきたエルメスのエブリン。年代によってデザインや機能が異なるので、あえて中古販売で古い年式を選ぶというマニアもいるようです。
エルメスのエブリンの人気色が買えない！より低価格で買う方法は？
既にご紹介している通り、エルメスのエブリンは魅力的なデザインと高い実用性から非常に人気が高いバッグです。人気が高すぎるあまり、エルメスの実店舗やオンラインショップを入念にチェックしていても買えないことは珍しくありません。
ここでは、人気色のエブリンが買えない場合の対処法について考えていきましょう。
なぜエルメスのエブリンは買えない？
エルメスの公式サイトでは常にエブリンの在庫が不足しており、トートバッグ自体表示されないことも少なくありません。
そもそもなぜこれほどエブリンが買えないのかというと、エルメスというブランド自体が大量生産よりも品質を重視していることに理由があります。
エブリンに限らず、エルメスのバッグは一つひとつ手作業で作られているため生産に時間がかかりやすく、供給が需要に追いついていないのが実情です。そのため、人気色や新作モデルは即売り切れとなってしまいます。
生産数に対して需要が高すぎるのも原因で、特に日本では人気色どころかエブリンそのものが買えない…というケースが多発しているのです。
直営店や専門店で新品を探す
公式サイトでも在庫状況は確認できますが、ユーザーが多くすぐに売り切れてしまうことがほとんどなので、見つかる確率は低めです。エルメスのエブリンを新品で手に入れるためには、エルメスの直営店やデパートに入っている専門店に足繁く通うのが最も確実な方法です。
在庫の状況が流動的な直営店なら、何度も足を運ぶことで運良く入荷のタイミングが合い、人気色をゲットできる可能性もあります。また、店舗のスタッフに次の入荷予定を尋ねたり、予約リストに登録してもらうことも一つの方法です。
新品を定価で購入するためにはタイミングを逃さないことが何よりも大切になるので、粘り強く情報収集を続けましょう。
エルメスを取り扱う買取販売店で中古を探す
新品・定価のエブリンが手に入らない場合、エルメスの買取を強化している販売店などで探すのも有効です。妥協案と思われるかもしれませんが、エブリンは中古市場でもかなりの需要があり、未使用のキレイな商品や数年前の人気色が販売されていることもよくあります。
ちなみに、メルカリやラクマなどの誰でも使えるフリマサイトから購入するのは辞めておきましょう。実物を確認できず傷だらけの粗悪品を買わされたり、エブリンに酷似した酷似した偽物品を引き当ててしまうリスクがあります。
その点、買取販売店なら専門の査定士がチェックしているので、商品の状態や保証内容をしっかり確認できます。お店によってはバッグの状態を写真で公開していたり、保証が付いている場合もあるようですので、信頼できる販売店から欲しい商品を安心してゲットしましょう。
人気色のエブリンを買うならかんてい局へ！
当社「かんてい局」では、エルメスやルイ・ヴィトンをはじめとする人気ブランド品の買取&中古販売を全国規模で実施しています。専門家がしっかりと査定したうえで販売しているので、偽物を引き当てるリスクはなく安心です。
販売ネットワークが広いため取り扱い商品の数が多く、昔欲しかったエブリンや珍しいカラーが見つかるかもしれません。もちろん、エブリン以外にもバーキンやケリー、ピコタンなど、さまざまな商品が揃っているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
かんてい局はこちら→https://www.kanteikyoku-shikoku.jp/contact/
エルメスのエブリンに関するよくある質問
最後に、エルメスのエブリンについて購入前にチェックしておきたい情報をQ&Aにまとめました。
- Q.エルメスのエブリンには何色がありますか？
- Q.エルメスのエブリンを使っている年齢層は？
- Q.2024年、エブリンの価格はいくらになりますか？
Q.エルメスのエブリンには何色がありますか？
定番のブラックやブラウン、グレー系に加えて、グリーン、イエロー、シルバー、ベージュなど、幅広いカラーバリエーションが揃っています。特にオレンジやブルー系は人気が高く、ブラウンとグレーを混ぜた「エトゥープ」などの個性的なカラーリングも豊富です。
たくさん選択肢の中から自分好みのカラーをセレクトする過程も楽しめるのが、エブリンの醍醐味と言えるでしょう。
Q.エルメスのエブリンを使っている年齢層は？
ミニマルなデザインが象徴的なエルメスのエブリンは、若い世代から中高年層まで、幅広い年齢層に愛用されています。派手な装飾や金具が無いので、ブラックやエトゥープなどの落ち着いた色合いなら40代以上でもおしゃれに使いこなせます。
また、オレンジやグリーンなどのビビットなカラーは20〜30代のユーザーが多く、GM以上の大きなサイズはビジネスバッグとしても人気です。
総じて、エブリンが似合う年齢層はカラーやサイズの選び方によっていかようにも変わると言えます。
Q.2024年、エブリンの価格はいくらになりますか？
2024年2月1日に価格が改定されたエルメスのエブリンの定価は、エヴリンミニ（TPM）で326,700円、PMで570,900円となっています。2023年1月に実施された値上げから、さらに約15%の値上げです。
ここ1〜2年で、ルイヴィトンやシャネルなど名だたるハイブランドが軒並み値上げを実施していることを考えると、2024年も価格がさらに上昇する可能性はあります。
エルメスのエブリンの人気色について | まとめ
本記事では、HERMES（エルメス）の人気シリーズ・エブリンに関する情報を一挙にご紹介しました。
シンプルなデザインと高い実用性で多くのファンに愛されているエルメスのエブリンは、人気色であるディープブルーやオレンジ、エトゥープなど、カラーによってさまざまな表情を見せてくれます。
しかし、人気だからこそ入手困難なケースが多く、中古市場やリセールショップの利用を検討しなければならないのも事実です。中古品でも、かんてい局などの中古販売サービスなら長く愛用できる品質のものが揃っておりますので、ぜひチェックしてみてください。
