アデーレ・フェンディ夫妻が、1925年にイタリア・ローマの地でスタートさせた世界的ファッションブランドのフェンディ(FENDI)。頭文字である「F」を上下交互に敷き詰めたデザインの「ズッカ柄」が有名です。
フェンディ特有のデザインが確立されたブランドですが、一体どのようなイメージがあるのでしょうか。
そこでこの記事では、フェンディ(FENDI)のブランドイメージを紹介していきます。
フェンディ(FENDI)のブランドイメージ
フェンディは、1925年に誕生したイタリア・ローマ発祥のブランドです。創業者であるアデーレ・フェンディ夫妻が由来となってブランド名がつけられました。
フェンディは、元々革製品店としてスタートし、毛皮のコートを販売して成功しました。
皆さんの中にはフェンディというと「バゲット」をイメージする方も多いでしょう。「バゲット」の由来は、フランスパンのバゲットを脇に抱えて持てることから名付けられました。
そんなフェンディのブランドイメージは、「派手過ぎずに遊び心があって個性的」「エレガントで強い女性」のようです。
主に、シンプルやカジュアル、エレガントなどのスタイルを好む人々から愛されています。
非常にシンプルなものから、手の加えられた個性的なものまで幅広いデザインがあることこそ、フェンディの人気が高い理由の一つでしょう。
フェンディ(FENDI)のブランドイメージを象徴するアイテム
では、フェンディのブランドイメージを象徴するアイテムを4つ紹介します。
- ズッカ柄
- バケット
- ピーカブー
- ペカン
ズッカ柄
ズッカ柄とは、フェンディの代名詞ともいえる「F」を上下交互に敷き詰めたデザインのこと。ダブルFとも呼ばれており、カールラガーフェルドがデザイナー就任後、「Fun Furs」を意味するロゴを使用したことが始まりです。
バッグをはじめ、トップスやスカートなど、さまざまなファッションアイテムに使用されています。
今ではフェンディの顔ともいえるデザインと言えるでしょう。
バケット
バケットとは、1997年にシルヴィア・フェンディによって考案されたデザインのこと。短いショルダーストラップで、持つとバケットのように見える特徴があります。
シンプルなデザインから派手過ぎず遊び心のあるデザインなど、さまざまな種類が展開されています。ウィメンズ問わず、メンズにも人気のデザインです。
ピーカブー
ピーカブーは、2009年に登場したシルヴィア・フェンディによって考案されたデザインのこと。今やフェンディのアイコンバッグとして高い人気があります。
特徴は、ワンハンドルでシンプルなシルエット。開閉もスムーズで使いやすさも抜群です。
バッグの開け閉めで印象が大きく変わるのもポイントです。
まさに、フェンディのブランドイメージである「派手過ぎずに遊び心があって個性的」「エレガントで強い女性」を体現したデザインといえるでしょう。
ペカン
1983年、当時のデザイナーとフェンディ姉妹は「ペカン」を考案しました。
ペカンはロゴでないロゴとされており、ダークブラウンとブラウンの縞模様がトレードマークです。
ズッカ柄よりも落ち着いた印象を与えるペカンは、大人びたデザインとして人気が高く、フェンディのアイコンモチーフとしてさまざまなアイテムに採用されています。
フェンディ(FENDI)が似合う年齢層は20代後半〜40代
フェンディ(FENDI)のブランドイメージやデザインを踏まえて、似合う年齢層は20代後半〜40代です。
もちろん、バッグやアクセサリーは、どの年代にも似合うデザイン性となっています。
とはいえ、価格帯を踏まえると20代前半では手が出しづらいでしょう。
洋服となると、少し派手でトレンドチックなデザインのため、合わせられるスタイルや雰囲気が求められます。よって、20代後半〜40代が適しているといえるでしょう。
まとめ:フェンディ(FENDI)のブランドイメージを知って取り入れよう
フェンディのブランドイメージは、「派手過ぎずに遊び心があって個性的」「エレガントで強い女性」です。
こうしたブランドイメージをベースに、ズッカ柄やバケット、ピーカブー、ペカンといったデザインを考案しています。
日本を問わず、世界中の人々から愛されるフェンディのブランドイメージを知れば、ファッションがより楽しめるでしょう。
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