インターネットで「バーキン」と検索すると、予測変換に「何年待ち」というワードが出てきます。
実際多くの方から買えないという声が上がっています。
そこで今回は、バーキンが買えない理由について、サイズの種類と併せてご紹介します。
□バーキンがなかなか買えない理由とは?
1.大量生産ができず、正規店での流通数が少ない
エルメスのアイテムは、すべて職人による手作りで成り立っています。
時間と手間をかけて丁寧に製造されるため大量生産ができず、職人の数も限られているので、アイテムの入荷数は制約されています。
また、エルメスは全世界で約300店舗を展開しており、その生産数が元々限られているため、店舗ごとに入荷のタイミングや数量にばらつきが生じてしまうので、出会えるのは本当に幸運なときです。
2.人気が高い
バーキンは世界一の高級アイテムであると同時に、世界一の人気を誇るとされています。
レディース向けのイメージが強いですが、大きめの35や40サイズはメンズにも人気があります。
バーキンの資産価値や入手難易度の高さから、所有することが一種のステータスとしても位置づけられることがあり、これらの要因から登場以来バーキンの人気は急上昇しています。
入手が難しいことで購買欲求が高まるため、需要は増加し続けています。
しかしその一方で、バーキンの生産数は極めて限られており、需要と供給のバランスが乱れている状態です。
この需要と供給のバランスは、ブランドの戦略の一環かもしれませんが、このような高い人気を持ち続けるのは他のブランドではあまり見られない光景だと言えるでしょう。
また、バーキンの中古市場でも同様の構図が続いており、状態や素材、色によっては定価を上回る価格で取引されることもよくあります。
□バーキン50や他のサイズについて
・バーキン25
バーキン25は非常にコンパクトで可愛らしい印象のバッグです。
ハンドルのサイズが小さめなため、腕を通すスタイルは難しく、取っ手を持って歩くことが上品なシルエットを生み出します。
中身の容量としては、スマートフォン・財布・最小限のコスメポーチが限界といえるでしょう。
・バーキン30
バーキン30は非常に実用的なサイズ感であり、バーキンのサイズ選びに迷っている方にはおすすめできるサイズです。
このサイズは500mlのペットボトルや長財布が収まる大きさで、通常持ち歩くアイテムはほとんどが収納可能です。
日常的なお出かけにぴったりなので、大切なバーキンをただ飾るだけでなく日常的に活用したいという方にとってもおすすめです。
・バーキン40
バーキン40は非常に大きく、頑丈な造りのために重さも感じるサイズ感です。
収納容量は十分で、旅行用のバッグとしても使われることがあります。
海外のセレブリティたちは大きなバッグを愛用することが多いため、「こなれ感のあるサイズ」としての需要も高いです。
・バーキン50
バーキン50はかなり大きめのサイズで、特に男性に人気のあるサイズです。
バーキンは通常蓋を閉じずにトートバッグのように持つことができますが、特に大きなサイズのバーキンは蓋を開けてサイドベルトを緩めることで収納容量を大幅に増やせます。
□まとめ
エルメスのバーキンは、大量生産ができないため流通量が少ないだけでなく、人気も非常に高い製品なので、買えないという声がとても多く聞かれます。
ご紹介した通りバーキンにはさまざまなサイズ展開があるので、購入を検討する際はどのサイズがご自身にとって最適かよく考えてみてくださいね。