「急な出費が発生し今すぐ現金が欲しい…」
「急ぎで現金が欲しいけど消費者金融は使いたくない…」
即座に現金が必要になっても、消費者金融を利用するのは怖いと感じる方が多いのではないでしょうか。
そのような方におすすめの方法が質屋の「買取」と「質入れ」です。
この記事では買取と質入れの相場や仕組みの違いや、どの場合に利用すると良いかを解説します。高く売るコツも紹介しますので、参考にしてください。
結論、質屋の買取と質入れどっちがいい?
質屋の買取と質入れはどっちがいいでしょう?結論から言いますと、どちらがいいかは一概に言い切れません。
買取や質入れにしたい品物にどれだけ思い入れがあるか、どの程度の現金が必要かによって買取・質入れのどちらが適しているかが変わります。買取・質入れに適している場合をそれぞれ解説します。
買取が適している場合
買取とは、品物を売りに出すことで現金が手に入る方法です。質入れと比較して査定額が高くなることが多いため、急にまとまったお金が必要な場合は買取のほうが適しています。
買取に出してしまうと、その品物は手元に戻ってきません。そのため、買取に出そうと思う品物は、思い入れがないものや今後使用する予定がないものが良いでしょう。
また、買取は査定内容に納得したら取引が完了するシンプルで分かりやすい取引です。
質入れが適している場合
質入れは品物を質屋に預けることで現金を融資してもらう方法です。期限内に現金を返済することで預けた品物は手元に戻ります。特に思い入れがある品物や、再び手に入れたい品物であれば質入れが適しています。プレミア価値のある品物は価値が上昇する可能性もあるため、そのような場合もあとで品物を手元に戻すことができる質入れが得策です。
融資される金額は買取より低い傾向ですが、即日で融資を受けられます。そのため、急な出費が発生して、期限内の返済の目途が立つ場合は質入れが適しているでしょう。
質屋とは?仕組みを理解して正しく利用しよう
そもそも質屋とはどのようなものでしょうか。町で見かけることがあっても利用したことがない方が多いのではないでしょうか?
質屋の仕組みや正しい利用方法を解説していきます。
質屋の役割と日本の歴史
質屋の発祥は鎌倉時代と言われていますが、現在創業されている質屋のほとんどは第二次世界大戦後にできたものです。
今でこそお金が必要で借りなくてはならないとなった場合、銀行や消費者金融のカードローンなどさまざまな方法でお金を借りられます。
しかし、昔はお金を借りられる場所は質屋ぐらいしかなかったのです。
戦後の混乱期は物資も不足していて国民も貧しい生活を強いられました。その時に庶民が不足した生活費を補うために利用したサービスが、質屋です。
その後、消費者金融などの登場により質屋は減少傾向にありましたが、コロナ禍をきっかけに即座に現金を手に入れられる質屋が再度注目されるようになっています。
質屋の良いところは『その場で現金化できること』と回答している人が57%
株式会社シンク(https://www.kanteikyoku-shikoku.jp/)が、全国20〜60代の男女100名を対象にした「質屋のイメージ・利用経験」に関するアンケートにおいて、「質屋の良いところを教えてください」と質問したところ、
・その場で現金化できること:57%
・期限内に返済できれば商品が戻ってくること:25%
・今だけ現金が欲しい時でも利用できること:5%
の回答が特に多くを占める結果となりました。
質屋のメリットとして『即金性』や『質預かりの利便性』が高く評価されているとわかります。
質屋における買取と質入れの違い
質屋における買取と質入れの違いは何でしょうか。メリットやデメリット、流れ、仕組みを解説していきます。
「買取」「質入れ」のメリットとデメリット
買取のメリットは、一度売ってしまえば取引は終了し、その場で現金を手に入れられることです。自分にとって不要なものを買取に出すことで、保管の必要がなくなるため手持ちの品物を整理できます。
デメリットとしては、一度売却すると品物は戻ってこないため、のちに売った商品がプレミア化して価値が上がっても利益を得ることができません。
質入れのメリットは質入れした日に即日で資金調達が可能で、一定期間内に元金と利息を返済すれば、質入れした品物を再び手に入れられることです。返済できる目途があれば品物を失わず現金も手に入れることができるので、短期間の資金不足の対応に適しています。品物を持ち続けられるため、価値が上がった場合もそのまま自分の財産として保有できます。
デメリットとしては、利息がかかるため最終的な返済額が多くなることです。また、期限内に返済できないと品物の所有権が質屋に移ってしまうため、期限内に返済しなくてはいけないプレッシャーも感じてしまいます。
「買取」「質入れ」の流れや仕組み
買取と質入れの流れや仕組みで大きく違うのは、品物の所有権がどちらにあるのかと、利息の有無になります。
買取・質入れの流れと仕組みを以下の表にまとめています。
<所有権>
買取:品物の所有権が質屋に移る
質入れ:品物は担保として預けられる
<即時現金化>
買取:その場で現金が支払われる
質入れ:その場で現金が支払われる
<品物の返却>
買取:返却されない
質入れ:返済すれば返却される
<取引の仕組み>
買取:即時取引
質入れ:担保取引
<利息>
買取:なし
質入れ:あり
<評価基準>
買取:市場価値、状態、ブランドなど
質入れ:市場価値、状態、ブランドなど
<返済義務>
買取:なし
質入れ:元金と利息を返済する義務がある
「買取」「質入れ」の対象品目と査定方法
対象商品は買取、質入れともに大きな違いはありません。
ですが、市場価値は買取が需要と供給やブランド人気に基づくのに対して、質入れは担保価値が重視されています。
質入れのほうが返済されないリスクがあるため、評価額が低くなる傾向です。
買取・質入れの対象品目と査定方法を以下の表にまとめています。
<対象品目>
買取:貴金属、ブランド品、時計、家電製品、楽器、骨董品・美術品など
質入れ:貴金属、ブランド品、時計、家電製品、楽器、骨董品・美術品など
<市場価値の評価>
買取:需要と供給、ブランドの人気度に基づく
質入れ:担保価値が重視される
<品物の状態>
買取:新品同様の状態が高評価
質入れ:新品同様の状態が高評価
<付属品の有無>
買取:箱や保証書、取扱説明書などが揃っていると高評価
質入れ:箱や保証書、取扱説明書などが揃っていると高評価
<製造年とモデル>
買取:製造年が新しいほど、人気のモデルは高評価
質入れ:製造年が新しいほど、人気のモデルは高評価
<ブランドの信頼性>
買取:高級ブランドは高評価
質入れ:高級ブランドは高評価
<リスクの考慮>
買取:リスクは低く評価される
質入れ:返済されないリスクがあるため、やや低い評価額が提示されることが多い
質屋で買取・質入れをするときの注意点
町にはたくさんの質屋がありますが、対応の質や査定額は業者によって異なります。
トラブルを避けるためにも、質屋に行くときの注意点を解説します。
トラブルを避けるために業者選びは慎重に
質屋は質屋営業法に則り、営業許可を取っています。質屋の店内に営業許可証が提示されているか業者を選びましょう。営業許可証を提示していない場合、偽装質屋の可能性があるため、その業者の利用はおすすめしません。
また、口コミサイトで実際に利用した方の口コミを参考にするのも、トラブルを避ける手段です。
契約書の内容は隅々までチェックする
買取や質入れをする際に契約書を渡されます。契約書には、名前・融資金額・契約日・流質期限・質草の保管条件・質料(利息)などが記載されています。個人情報の内容に誤りがないか、質入れの場合は利息や返済方法に不審な点がないかを隅々までチェックしましょう。
無理のない返済計画を立てる
質入れの場合、期限内に返済できないと品物の所有権を失います。確実に品物を取り戻したい場合は無理のない返済計画を立てる必要があるため、借りる金額は確実に返せる金額にしておきましょう。返済に余裕があるときは繰り上げ返済をすることで利息を減らすことができます。
質屋で買取・質入れをするときに高く売るコツ・預けるコツ
質屋で買取・質入れをするときにいくつかのポイントに気をつけるだけで査定額を上げることができます。ここでは品物を高く売るコツ・預けるコツを解説します。
持ち込む品物を綺麗に保つ
持ち込む品物は奇麗な状態であればあるほど、査定額は高くなる傾向になります。事前に持ち込む品物をクリーニングしたり、壊れている場合は修理をして査定に出すといいでしょう。注意点としてクリーニングや修理費が査定額を上回り、結果的に損をしないように気をつけてください。
付属品がある場合は必ず一緒に持っていく
持ち込む品物に箱やケース、取扱説明書があると新品に近い状態になるため査定額が上がります。また、保証書や鑑定書がある場合も必ず一緒に持っていきましょう。保証書や鑑定書があることで持ち込む品物の信頼性が上がるため、査定額のさらなるアップが期待できます。
市場価値を調べて相場や需要を確認する
時計やブランドバッグは、流行しているかどうかによって査定額が大きく変わります。最近の質屋はオンラインサービスも充実しており、インターネットから販売している時計やブランドバックの値段も確認できます。金などの貴金属もインターネットで調べることが可能です。事前に持ち込もうと思っている品物の市場価値を調べて相場や需要を確認して、価値が高いタイミングで買取や質入れを行いましょう。
複数の質屋に持ち込んで比較検討する
質屋は利息を業者ごとに設定できるため、同じ品物を持ち込んでも質屋によって金額が変わってきます。また、質屋によって持ち込んだ品物の在庫状況なども違うため、需要の関係で査定額が高く出ることがあります。質屋のほとんどが査定は無料で行なってもらえます。品物を持ち込む時は2~3つの質屋に持ち込み、査定額を比較検討するといいでしょう。
季節や時期を考慮して査定を依頼する
季節ごとに販売される新作のブランド品が販売されるときは、少しでも安くブランド品を手に入れようと旧作の需要が高くなることがあります。同じブランドの新作が出た時は旧作の同じ商品の査定額が上がる傾向です。
また、冬物のバックを夏に売りに出そうとしても誰も欲しがらないため、査定額は低くなります。冬物のバックは欲しがる人が多い冬に出すなど、適切なタイミングを見計らって品物を持ち込みましょう。
愛媛の質屋なら「かんてい局」がおすすめ!
愛媛で買取と質入れのどちらが良いか迷っている方は質屋かんてい局をご利用ください。
質屋かんてい局では買取・質入れの両方に対応しています。お持ち込みいただいた品物は買取・質入れの両方で査定を出すことができます。査定額を確認したあと買取・質入れのどちらにするかを決められますので、ご安心ください。
「かんてい局」の買取について
質屋かんてい局の買取は、貴金属、ブランド品、時計など手数料0円で買取できます。たくさんの品物があって店舗まで持って行くのが大変という方には、出張買取サービスを行なっています。あなたの家に鑑定士が訪問し、自宅で査定してその場で現金を手に入れることができます。査定は無料で実施しているため、金額だけ知りたい場合でもお気軽にお問い合わせください。
「かんてい局」の質入れについて
質屋かんてい局の質入れは、貴金属、ブランド品、時計などに対応しています。限度額がないため査定金を満額借りられます。一般的な質屋では査定金の7~8割しか貸さないことが多いですが、質屋かんてい局は限度額がないため査定金を満額借りることが可能です。また、返済の催促も行わないため、借りたお金を返済日に返して品物を取り戻すことも、品物を戻さない代わりにお金を返さないということも、自由に選択できます。
住所などの個人情報を必要としない、メールでの無料査定も24時間受け付けています。
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質屋 買取と質入れどっちがいい?のまとめ
質屋の買取と質入れのどっちがいいかを解説しました。
買取と質入れのどちらがいいかは、人それぞれ違います。査定に出す品物にどのような思い入れがあるか、どの程度の金額が必要かによって変わるため、しっかりと考えて選択するようにしましょう。
質屋かんてい局では買取・質入れのどちらにも対応しており、両方の査定額を出すことができます。買取・質入れのどちらにしようか迷っている方は無料で査定を出すことができますので、お気軽にご相談ください。