ブランド品の中でも性別問わず、長い歴史を持ちながら今もなお愛される有名ブランドであるGUCCI(グッチ)は、いつか商品を手にしてみたいと憧れの気持ちをお持ちの方も多いでしょう。
しかし現在、そんな憧れの気持ちを逆手に取って多くの偽物品が出回っているのも事実です。
そこで今回は、GUCCIの基礎知識や本物を見分けるポイントをご紹介します。
□GUCCIのロゴマークの由来とは?
そもそもGUCCIは、創業者でありデザイナーのグッチオ・グッチが、その名前からヒントを得て付けたブランド名です。
GUCCIの象徴であるグッチマークはアルファベットの「G」が重なっており、グッチオ・グッチのイニシャルがモチーフになっています。
創業者のイニシャルからロゴマークを作ったブランドはGUCCIが初めてであり、特徴的なロゴマークは「GGマーク」とも呼ばれます。
□GUCCIの本物と偽物を見極める方法について
GUCCIは非常に価値の高いブランドであるために、残念ながら今日まで多くの偽物が出回っています。
しかし偽物は商品の価値が非常に低く、特に中古でGUCCIの商品を買った方は、偽物かもしれないという不安を抱えている方もいらっしゃるでしょう。
実は、商品が本物か偽物かを見分けるためのいくつかのポイントがあります。
ここでは、本物と偽物の見分け方を順番に確認しましょう。
*ロゴの「U」の部分
GUCCIのロゴは細部まで繊細なデザインが施されており、「U」の部分をよく見ると、右側が少し細くなっています。
ルーペなどで拡大しないと分からない細かさですが、この「U」の非対称さがまさにGUCCI本物である証拠なのです。
一方偽物は、「U」部分が左右対称になっていることが多いです。
*型番の字体
GUCCIの商品にはシリアル番号などの数字が入っていますが、型番の字体は数字の始まりや終わりが丸みを帯びたり跳ねたりしている、特徴的なフォントをしています。
偽物の商品にはフォントにこのような特徴がありません。
ただし80年代以前のオールドグッチはフォントが異なっているので、オールドグッチではこの見分け方は参考になりません。
*金具部分の刻印
商品の金具部分にある刻印は、本物は非常に繊細で刻印の中まで処理されていますが、偽物は処理が甘かったり表面がざらついていたりします。
このポイントは見分けるのに少しコツが必要なので、知識のあるプロに判断を頼むのがおすすめです。
□まとめ
世界的なブランドのGUCCI、その名前は創業者でデザイナーのグッチオ・グッチから来ています。
ロゴマークも同様にグッチオ・グッチのイニシャルがモデルになっており、世界で初めてイニシャルを用いてロゴマークを作ったブランドとして知られています。
本記事ではそんな有名ブランドGUCCIの商品の、本物と偽物の見分け方もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。